「TSUTAYAコンシェルジュ」
CD、DVDレンタルで有名な
ツタヤはみなさんもご承知だろうと思う。知らない方に簡単に説明すれば、音楽や邦画や洋画のCDやDVDを格安でレンタルできるというサービスを提供し続けてきた会社、お店である。
そのツタヤ、そして親会社がレンタルサービスの長年の歴史にまた新たなサービスを生んだ。大手レンタルサービスのツタヤを拡大させ続けてきたカルチェア・コンビニエンス・クラブ(
CCC)は、ツタヤ携帯向けサービス(
TSUTAYAコンシェルジュ)を
ドコモ、
ソフトバンク、
KDDI向けに新サービスとして2009年10月中ごろから始めた。2009年10月13日では
日本経済新聞にて、15日には
朝日新聞にて紹介された経緯もある。
このサービスは一人一人に重点を置き、一人一人の気分や思いにターゲットを当てたサービスである。例えば女性、男性がこのサービスの中から自分の気持ちに答えてくれるという内容を選択すると、それに合わせた作品が携帯で確認出来るというサービスである。やはり人間は一人一人違うもの、そこに重点を置き、その方達に合わせるというのはいいことだ。だが、人対人ではなく、人対自動的機械という向き合い方は、逆に、この作品は合わない、気持ちを分かってくれない、そのようなマイナス効果も確かにあると思う。
だが、今のこの厳しい世情の中で生き残るための新しい発想、新しいサービスとして期待したい。大手企業としては厳しい中でも、それを打開するためにサービスを提供していくCCC、ツタヤを愛用する方達はたくさんいる。やはりまだまだ結論は出ないが、未来にこのサービスが生き残っている事を望みたいところだ。