湖南省寧郷県にある袁河村には古い小学校があったが老朽化が進み、今年新しく小学校が建設され6月に完成していた。しかし未だに授業は行われていない。それは、新校舎がタバコの買付場として使用されているからだ。
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建設費を払えず、賃貸費で補填
老朽化が進み危険な状態の旧小学校では、159名が学んでいるという。学校が完成後、引越しなどを終え9月から新校舎を使用する予定だったが10月まで延期された。
新校舎の建設費のうち、村から6万元を支払わなければならなかったが支払えず、村は総額2.4万元で2ヶ月間、タバコ会社へ賃貸している。旧校舎は雨漏りや車が通れない場所にあるので、新校舎を貸し出しているそうだ。
寧郷県教育局の副局長は、この件に関し調査および対策を講じると話している。
「新学校成了烟草收购站 159名学生在危房中上课」
湖南日报(中国語)
http://epaper.voc.com.cn/sxdsb/html/2010-09/13/content_254599.htm