上海市交通網の整備に従い、平日は公共交通機関を利用し、週末はレンタカーを借りて遊びにいく、若いペーパードライバーが増加している。
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上海のレンタカー会社「上海巴士汽车租赁」の、インターネットサイト「友邻租车」の統計によると、2010年上半期に会員登録をした数は、過去2年間の総会員登録数を上回り、車両数を50%増加した中で、貸し出し率は75%に達しており、海外のレンタカー市場の水準にほぼ達したという。
特に週末の貸し出し車数が多く、借りているのは若者のペーパードライバーが主であることから、若者の間で平日は公共交通機関を利用して、週末はレンタカーを利用するというシステムが流行してきているといえる。
安価で週末ドライブを楽しむ若者が増加
若いペーパードライバーがレンタカーを利用する理由として、最も鍵となるのは価格であろう。
「友邻租车」のあるレンタカー会社では、海外のレンタカー市場の価格を参考に、最も価格が低い場合で98元を設定している。
月収が約3000元の若いペーパードライバーにとっては、気軽に借りられる価格であり、ドライブしてお出掛するという夢を実現している。
「平日乘公交周末租车游 "本本族"出行新模式」
解放日报(中国語)
http://jfdaily.eastday.com/j/20100714/u1a773023.html