「プールに入るときには、水着・スイムキャップを必ず着用すること」という注意書きを目にし、友人と二人で泳ぎに来ていた王野さんは悩んだ。スイムキャップを持たず、購入するにもお金が足りない。
他人使用済みで消毒済みのスイムキャップ貸します
そこで二人に気がついたスタッフの一人が提案をした。「スイムキャップ1つ5元でレンタルしませんか?」ただし差し出されたキャップは他人が使用した後のもの。
王野さんは衛生的に不安はあったが、レンタルすることにしたという。ただし「肌身に着けたものをレンタルするなんて。それならば、水着もレンタルするのか?」とその衛生面管理に疑問を持っている。
プールの係員によれば「新しいスイムキャップを買えば30元するが、レンタルなら5元ですむ。衛生面でも消毒を行っているので大丈夫だ」という。
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スイムキャップ着用にまだ馴染み薄い
四川省成都市では、スイムキャップの着用義務が規則化されているプールは少なく、市民にそのような習慣が無いようだ。
ちなみに、国家体育総局が定める「遊泳場所衛生規範」の中に、「遊泳場所での水着レンタル禁止」という項目はあるが、水着の中にスイムキャップが含まれるかどうかは明記されていないという。
ただ、四川省衛生局によれば「スイムキャップはプールの水質汚染を防ぐためにも持参したほうがよい」という。
「进游泳池必须戴泳帽没带?别人戴过的租给你」
华西都市报(中国語)
http://www.wccdaily.com.cn/epaper/hxdsb/html/2010-06/26/content_205914.htm