広州市では今年、小型住宅1000戸を市場より借り入れ、住宅問題を抱える市民へ、安価での貸し出し(1平方メートルあたり1元)を計画している。
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政府によると市場から借り受ける住居は、一般的にエレベータはなく、6階以下50平方メートル以内で、1Kタイプが主となる。
広州市越秀区担当者によると、越秀区の286の住宅問題を抱える世帯分2年間の家賃を負担すると、4000数万元に上るという。
政府借り入れは安心、でも価格は安価
広州市内の越秀区担当者によると、部屋の貸し出しを行う業者の中からは「政府へレンタルすれば、家賃を回収できないという心配はないし、頻繁に借主が変わるということもない」と歓迎する声もある。
しかし、越秀区は商業や貿易、教育などが集中した区域で、政府が求めるようなタイプの住宅が非常に少なく、借り入れは順調ではないという。
もちろん区域を限定し住居を探しているわけではないものの、「もともと暮らしていたところで暮らしたい」という市民の声は多い。
借りる場合は、「生活保護や低所得の証明書がある、または労働組合から就職困難と認定を受けている、不動産を所有していない」などの条件を満たさなければならない。
※1元=13.3円(2010年6月18日現在)
「广州租千套小户型作廉租房 困难户可1元/平租住」
搜狐(中国語)
http://news.sohu.com/20100618/n272874096.shtml