上海万博が盛り上がり、5月末あたりからは一日の観光客が30万人以上という好況が続く中、万博会場周辺では「1デイレンタルルーム」も勢いに乗っている。
上海市内のビジネスホテルから高級ホテルまで、どのランクのホテルも満室あるいは満室に近い状況である。また宿泊料金も万博以前に比べると上昇しており、外地から上海へ訪れた者にとっては厳しい現状となっている。
自分の住居を間貸し
そのような中、万博会場周辺では、短期の部屋レンタル業が勢いを見せている。多くの上海市民が、短期間の宿泊施設を求めている人が多くいることを知ると、インターネット上に情報を掲載するのだ。
例えば「1日200元、2~4人宿泊可能」などの条件や情報を流し、自分の住居の1室を間貸しする。例えばもともと月3500元で2DKを借りている場合、その2部屋を1日200元で貸し出せば、月12,000元のレンタル料を手に入れることが出来る。
中には朝食やクリーニングサービスを提供したり、週末のガイドを行う大家もいる。
「世博园周边“日租房”走俏 两周内上海难订酒店」
中国广播网(中国語/ニュースサイト)
http://www.cnr.cn/allnews/201006/t20100601_506509688.html