動物園では、やはり人気者のパンダ
神戸市は2010年6月7日、市立王子動物園が飼育している2頭のパンダ、「興興(コウコウ)」と「旦旦(タンタン)」の飼育展示延長を発表した。
中国との友好交流や、阪神淡路大震災で被災した神戸市民を元気づけるため、2000年に実現した日中共同での飼育繁殖研究。以来10年間で約1,400万人が王子動物園を訪れたが、今年7月に満了を迎える。
レンタル料は年間50万米ドル
この研究期間をさらに5年間延長する、野生動物の保護のために年間50万米ドルの寄付を行う、などの協議を行うため、6月7日に石井副市長が北京を訪れる。交渉が順調に進めば、9日には協議書に調印する予定とのこと。
2003年よりの人工授精で、コウコウとタンタンの間には、生後4日目に死亡してしまったものの、2008年には出産に成功している。5年間の延長で、かわいい赤ちゃんの誕生が望まれる。
神戸市立王子動物園
http://www.ojizoo.jp/