イベントに合わせて貸出する自治体が増えている
駅や空港・公共施設に、ふっと目に留まる、赤いハートマークと「AED」の文字。「AED」とは自動体外式除細動器の略、心室細動の際に電気ショックを与えて、心臓の働きを戻すための医療機器だ。AEDでの適切な処置のおかげで一命を取り留めたというニュースもよく耳にする。スポーツ大会など、イベントを開く時には備えておいてもいいかも?…と思うものの、買うには高価だし、いつも必要なわけではない。
実は、殆どの自治体で、市民イベント向けの無料貸出を実施しているのだ。ただし、貸出地域内での開催に限ったり、AEDを操作できる資格(AED講習等の修了者など)をもった人間が必要だったり、県市町村が主催、共催、後援又は協賛、営利を目的としない…など、貸出する自治体によって異なる若干の制限はある。が、無料でレンタルできるのならば、最寄りの自治体に問い合わせてみるといいだろう。
企業の有料レンタルも、短期から長期まで
なお、セコムや綜合警備保障などの警備サービス会社でも、有料のレンタルサービスを行っている。こちらは短期レンタルというより、法人向けの長期リース。医療機器メーカーでは短期レンタルを行っているところも。
できればお世話になりたくない機械だが、万が一の時に備えて、予備知識くらいは身につけておいた方がいいかもしれない。
セコムAEDパッケージサービス
http://www.secom.co.jp/business/medical/aed.htmlAED(自動体外式除細動器) - 【ALSOK綜合警備保障】
http://www.alsok.co.jp/corporate/aed/