昔は当たり前だった「家族をひらく」こと
レンタルお兄さん・お姉さんは「家族をひらく」という考え方を理念として活動しています。
昨今、近所付き合いというものが希薄化し、人間関係が家族の中で納まってしまうような狭いものになっています。昔のようにご近所との深い関係や地域で頻繁に活動する姿も見られなくなってきており、家族の問題は家族の中で解決するしかない状況が増えています。
しかし、子供や若者にとって多くの人と出会い、その関係の中で学んだり働いたりすることはとても重要なことです。社会に参加することで、多くの経験を積み、人との関わりや協力することなどを学んでいくのです。それが「家族をひらく」ということなのです。
社会問題に向き合うためのレンタルお兄さん・お姉さん
現在社会問題化している引きこもりやニートは減少する気配はありません。家族環境や生育環境、心理状態により多くの若者が引きこもりやニート化しており、本人だけでなく家族も苦しんでいる現状です。
そんな中、レンタルお兄さん・お姉さんはとにかく定期的に通い続け、彼らの今いる狭い世界に手を差し伸べ、社会という大きな世界に足を踏み出すきっかけを与えてあげることを目的にしています。
20代~30代の、いわゆる昔よくいた「おせっかいなお兄さん・お姉さん」。そんな存在が今は必要とされているのです。
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