ドコモ・バイクシェアは、2011年に横浜市で実施した社会実証実験を契機に、シェアサイクルサービス「バイクシェアサービス」をスタートした。
2023年度は、全国で2,200万回を超える利用があり、サービス提供開始以降の累計利用回数が1億回を突破したと発表した。
事業者向けのレンタルにも対応することで、事業導入をスムーズに
ドコモ・バイクシェアは、AIを活用して自転車の再配置ニーズを的確に把握するとともに、最適な修理基準と作業リソース管理に基づいたメンテナンスを実施するオペレーションを強みとして、サービスを運営している。
さらに、シェアリングプラットフォームを事業者が活用することで、シェアサイクルサービスの導入ハードルを下げるシステム提供モデルも、広く全国で展開している。
システム提供モデルにおいては、自転車・サイクルポートの販売も行い、特に初期費用の負担が大きい自転車については、事業者向けのレンタルにも対応することで、事業導入をスムーズに進めるサポートも行ってきた。
これらの取り組みにより、国内随一の利用回数を誇るシェアサイクルサービスに成長し、2023年度は、全国で2,200万回を超える利用があり、サービス開始から累計で1億回を超える利用があった。
(坂土直隆)