株式会社オカムラは、7月より、ロボットストレージシステム「AutoStore(オートストア)」のロボットレンタルプランの提供を開始した。
新規導入時にロボットを購入せずに、レンタルで運用する新プラン―
「AutoStore」は、物流施設において専用コンテナ(ビン)を高密度に収納し、ロボットが入出庫を行うことで、省スペース・省力化が可能なロボット自動倉庫。
本プランは、「AutoStore」の新規導入の際に、専用コンテナを運ぶロボットはレンタルし、ロボット以外の支柱やレールで構成するグリッド、ワークステーションであるポート、ロボットの充電を行うチャージャー、ロボットへの入出庫指示などを行うコントローラーは購入となる、新しい導入形態のプラン。
物量の増加や人手不足などを背景に、「AutoStore」は省スペース・省力化に向けて非常に効果的であり、2014年の発売以降、国内50カ所以上で導入されている。
一方、「AutoStore」を導入する際は、ピーク時を想定したロボット台数で購入することが多いため、初期コストを最小限に抑えたいというニーズがあった。
本プランでは、ロボットを購入する必要がなく、また、初期導入時は最小限のロボット台数にできるため、「AutoStore」のシステム全体を購入する場合に比べて、初期投資額を約80%に抑えることが可能。
ロボットの期間レンタルもできるため、繁閑による取扱物量の変化に応じて、ロボット台数を増減することができ、最適な稼働率で効率的な運用が可能となる。
(参考)
・オカムラウェブサイト ロボットストレージシステム「AutoStore」 製品紹介ページ:
https://www.okamura.co.jp/・ロボット自動倉庫「AutoStore」Bin Digging動画(YouTube):
https://www.youtube.com/watch?v=fpeOespA5I8