惣菜を盛り付ける人型協働ロボットFoodly(フードリー)を開発する株式会社アールティは、食品工場への協働ロボット導入ハードルを下げるため、Foodlyの月額レンタルサービスを開始する。
また、開始に伴うキャンペーンとして、1週間の無料お試しレンタルも期間限定で実施する。
食品工場への導入ハードルを下げるために、月額レンタルサービスを新たに開始
アールティの人型協働ロボットFoodlyは、自然由来で不定形な食材を扱い、弁当惣菜などの多品種少量生産を行う中食(なかしょく)の分野での盛り付け作業自動化を行うために開発され、実生産ラインでの稼働も少しずつ進んできた。
従来は、買い切り型のみの取り扱いだったが、昨今の情勢を受け、食品工場への導入ハードルを下げるために、月額レンタルサービスを新たに開始した。
レンタルの対象は、首都圏(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨)に食品工場を持つ企業を予定し、要望に応じて、今後拡大予定。
人型協働ロボットFoodly標準構成モデル(食材や容器の認識・盛り付け用のシステム込み)を、1か月単位でレンタルできる(最短3か月〜)。
盛り付け食材については、標準構成モデルが対応している食材の中から、事前のヒアリングで要望のあった食材を登録する。
ハンド部分も登録食材に応じて、既存のバリエーションの中から選択可能。
月額レンタル詳細ページ:
https://rt-net.jp/service/foodly-rental/ (坂土直隆)