株式会社ローンディールは、関西電力送配電株式会社に対して、人材が元の組織に在籍しながら期間を定めて、他社で働く仕組みである「レンタル移籍」を提供した。
9月から1名、ベンチャー企業での業務を開始した。
次世代リーダーとして成長することを期待
関西電力送配電は、電力の安全・安定供給に加えて、電力のゼロカーボン化、レジリエンス強化といった、社会的便益の達成や2023年度からの新たな託送料金制度の導入等、取り巻く環境が大きく変化している。
このように、外部環境が大きく変化する中で、中期経営計画の重点取組みの一つとして、「組織文化の変革」を掲げている。
今回のレンタル移籍者には、仕事の進め方や組織風土が大きく異なるベンチャー企業での実務経験を通じて、知識の習得に加えて、自律的・自発的に行動し、組織変革を起こすことができる次世代リーダーとして成長することが期待されている。
レンタル移籍者は、Pathfinder株式会社での業務を開始した。3月にリリースされた、日本初の出発店舗・返却店舗が固定の、片道専用レンタカーのマッチングサービス「Simpway」β版の開発推進や、回送車両マーケットプレイスの立ち上げ等、仮説検証をもとにMaaS領域の事業開発に、幅広く取り組んでいく。
(坂土直隆)