日本初 シェアハウス型ホスピスがオープン
自分の人生の終末期をどのように生きるか。カイロス・アンド・カンパニー株式会社はその1つの方法として提案する。神奈川県小田原市に8月10日にオープンする「ファミリー・ホスピス鴨宮ハウス」は日本で始めての「シェアハウス型ホスピス」だ。
多くの人は、人生の終末期は自宅で過ごしたい、自宅で最期を迎えたいと思っている。その「自宅」という考え方を、建物として捉えるのではなく、終末期に人が「自由」と「コミュニティ」の中で暮らすという体験として捉えるのが、「おうちが病院」というコンセプトのシェアハウスだ。
賃貸住宅でありながら看護・介護スタッフが常駐
シェアハウスは1フロア6人×2ユニットの1LDKで賃貸住宅として自分の意志で終末期の過ごし方を決めることができる。24時間365日、看護・介護スタッフが常駐するほか、医師は往診によって診療・サポートを行う。食事は専任シェフが3食提供し、介護食・医療食にも対応可能だ。
最期の時まで自分らしい生き方が選べる「シェアハウス型ホスピス」。自分で選択し、共に暮らすというコンセプトは今後新たな終末期の選択肢となっていくであろう。
ファミリー・ホスピス鴨宮ハウス
http://family-hospice.com/kamonomiya/index.htmlプレスリリース(Value Press!)
http://www.value-press.com/pressrelease/129158