地域で取り組むトイレ問題「トイレシェアリング」
外出時、障がい者、高齢者、こども連れの場合、トイレに困ることが多い。健常者の場合も、観光地や花火大会などのイベントで「トイレに行きたくなっちゃった…」というのは誰もが抱える悩みだろう。
「トイレシェアリング」は、地域で起きるトイレ問題を解決するために実行されているプロジェクトだ。地域の自治体や事業者が一般に貸し出せる、一般トイレ、多機能トイレを提供、その情報を地域全体で共有する仕組みとなっている。コンセプトに賛同する事業者は、事業所や店舗の入り口にステッカーを貼付する。
(画像はプレスリリースより)
専用アプリや主要マップに反映 観光客やイベント参加者に情報提供
提出されたトイレ情報は、多機能トイレは「Check a Toilet」一般トイレは「Open Toilet Map」という専用アプリに反映される。また、情報はGoogleマップ、ナビタイム、マピオンの地図情報にも反映され、ますます使いやすくなっている。
現在、三重県四日市市や東京都墨田区商店街などでトイレシェアリングの取り組みがすすめられており、観光客へのトイレ提供やイベント時のトイレの混雑緩和などに力を発揮している。これから夏のイベントの季節。このアプリを知っておけばトイレ渋滞に巻き込まれなくてもすむかもしれない。
Check A Toilet
http://www.checkatoilet.com/