個人間貸し借りサイト 「モノシー」がサービス公開
何かが必要になった時、いろいろなレンタルサービスが利用できる。これらは、レンタル企業(Business)から顧客(Customer)へ提供されるサービス、いわゆるB to Cのサービスであったが、これからは顧客個人同士の取り引き、C to Cのサービスが注目されている。
その先駆けとなるサービス「モノシー」が5月14日にサービスを公開した。「モノシー」は貸し借りしたい個人を結びつけるサービスで、全てのものを個人間で貸し借りできる。借り手はレンタル企業よりも安くレンタルできるメリットがあると同時に、レンタル会社が取り扱っていないような珍しいものもレンタルできる。
(画像はプレスリリースより)
使わないものはレンタルへ 専門家レンタルという考えも
貸し手も、使わないものを他の人にレンタルすることで新しい不労所得が得られるというメリットがある。ただ、個人間同士の貸し借りになると、トラブルなどの不安もつきもの。「モノシー」では、Facebookに連動した実名制を取っており、レビューやデポジット制、補償制度などを設け、貸し手のリスクを低減させる取り組みを行っている。
現在、取り扱われているアイテムとしては、ベビー用品や楽器、ファッションアイテム、スペースの時間貸しなどが中心だ。中には、人が乗れるロボットや技術や知識を持つ人自体をアイテムとして出品している人もいるため、専門家に力を借りたい時にも役に立ちそうだ。誰でも「借り手」「貸し手」の両方になれる「モノシー」。これからのレンタル業界を大きく変えるサービスになるかもしれない。
モノシー
https://monosea.com/プレスリリース
https://monosea.com/press/pr_20140514.php