ソリトンシステムズ開発のモバイル転送伝送システム 運用サービス開始
2月7日から始まるソチオリンピック大会に向け、ソリトンシステムズではモバイル映像伝送システム「Smart-telecaster HD(STC HD)」のグローバル運用サービスを開始した。
STC HDはHDカメラで撮影した映像を、モバイル回線を介してリアルタイムに映像配信ができる技術で、ソリトン社独自のもの。フルHD解像度での映像入出力に対応しており、高品質な映像配信ができるのが特徴だ。
今回のソチオリンピックに向け、STC HDを用いたライブ中継が多数行われる。またこの期間だけ一時的に利用したいという要望も多いことから、グローバル運用サービスを用意するに至ったのこと。サービスには、STC HDの送信機レンタル、モデム設定に加え、電話・メールなどでのサポートも行う。
(画像はニュースリリースより)
ソチオリンピック会場周辺で動作確認済!ワールドカップでの普及を目指す
既存ユーザにおける海外でのモバイル映像中継の運用を支援すると同時に、これまで 利用したことのない新規ユーザにも、オリンピック期間中、一時的にライブ中継システムを提供する。昨年末、同社では実際にロシアに行き、モスクワ市内、ソチ空港、ソチオリンピックメインスタジアム周辺などと東京のスタジオを結んでシステムの動作を確認。高画質なHD映像を平均4Mbps、最大6Mbpsの転送スピードで受信できることを確認済みだ。
今回のサービスを期に、国内外のメディアにSTC HDをアピールし、今年6月に開催されるサッカーのワールドカップでの普及にも進めていきたい考えだ。
株式会社ソリトンシステムズ
http://www.soliton.co.jp/ニュースリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/42917