カーシェアリングはここまできた。SNSを活用した車の有効利用
最近、若者を中心に車を持たない人が増えている。購入費用や維持費を考えると、公共交通機関を利用したり、必要なときだけ借りたりしたほうがお得という考えだ。彼らは車が必要な時だけ、レンタカーやカーシェアリングを利用している。しかし、今までそのサービスは企業が車を用意し、利用者に提供する形態だった。
11月1日にリリースされた「Greenpot」は、カーシェアリングをさらに1歩進めたシステムだ。車を提供するのは企業ではなく車を所有している一般の「オーナー」だ。オーナーは車を使っていない時間帯に、車を使いたい「ユーザー」に車を提供することができる。
事故や物損が心配?!ユーザーは保険加入が条件
オーナーは貸し出したい車の情報や、レンタル可能な日時、場所、禁止事項などの条件をあらかじめ登録しておく。するとSNSを利用してユーザーが使いたい車を探し、申し込みを行うことができる。利用額は6時間1,400円~と通常のレンタカーに比べてもかなり安い。
見知らぬ人に車を貸して、事故や物損が心配だが、その点は、ユーザーが1日保険に加入することを条件とすることで対応している。保険料は1日1,000円で、対人・対物賠償無制限、借りる車の補償上限300万円などが受けられる。
利用するごとにオーナー、ユーザーともにポイントがたまり、日用品と交換できるサービスも実施。ちょっと車を借りたいユーザーにも、あまり車を使わず駐車場に寝かせているオーナーにも嬉しいサービスだ。
グリーンポット Greenpot
http://www.green-pot.jp/プレスリリース
http://www.value-press.com/pressrelease/117558