フードバンクネットワークってなに?
フードバンクネットワークとは、食品関連企業や個人から、流通できなくなったものの安全に食べられる食品を無償で引き取り、生活困窮者や福祉施設・団体に無償で届ける仕組みだ。セカンドハーベスト・ジャパンはフードバンク活動を日本国内で初めて開始し、10年以上活動を続けている。
これまでにセカンドハーベスト・ジャパンは飲食料品約8,083トンを供給し、福祉貢献度は約48億円と言われている。しかし、食品ロスのうちフードバンクとして活用できる量は300~400万トンと試算されており、実際に活用されているのはまだまだ一部であることがわかる。
世界食料デーにあわせシンポジウムを開催
世界食料デー前後に毎年開催されているシンポジウムが今年は10月16日(水)に開催される。今年のテーマは「日本のフードバンクの多様性」。日本各地の食品ロス削減、フードバンク活用への取り組みについての講演がなされる。
場所は東京都千代田区のシャングリ・ラ ホテル。同ホテルが企業CSRの一環として会場を無償提供した。会費は10月9日までの申し込みで3,500円、それ以降は4,000円となり、会費の一部はセカンドハーベスト・ジャパンの運営費に活用される。
セカンドハーベスト・ジャパンでは協力者を募集中。お金の寄付だけでなく、食べ物の寄付、時間の寄付、企業としての協力など自分にあったスタイルで支援が可能だ。
セカンドハーベスト・ジャパン
http://2hj.org/problem/