レンタルスペースのライゼボックス、自社のレンタルスペースを無償貸与
9月2日に埼玉県、千葉県付近で発生した巨大竜巻。両県の家屋損壊被害は約1,500棟に上った。現在は県内外からボランティアも参加し、住民は民家のガレキや住宅の片付けに追われている。
全国に380店舗を展開するレンタル収納スペースの「ライゼボックス」は、一時的に家財道具を保管するためのスペースとして自社のレンタルスペースを無償貸与することを表明した。場所は、越谷市内の「越谷相模町ライゼボックス」のレンタルスペースで、期間は最長6ヶ月。対象は竜巻の被害に遭った人で、問い合わせはホームページ上に記載されたフリーダイヤルより受け付けている。
レンタルスペースの広さは1.1~4.7畳となり、3.2畳以上のスペースはシャッタータイプでバイク駐車も可能だ。駐車スペースや換気システムも完備しており、24時間出入りが可能だ。通常料金は広さ約1.1畳のスペースで月5,775円からだ。
ボランティアの輪、続々広がる
竜巻被害を受け、全国から物資、寄付、ボランティアが集まり、善意の輪が広がっている。東日本大震災で被害を受けた岩手県大船渡市からもNPO法人「絆プロジェクト三陸」のメンバーが竜巻発生当日に現地に駆けつけた。
越谷市社会福祉協議会では、現在も竜巻被害による災害ボランティアを募集中。市内在住、在勤、在学で現地集合現地解散ができる人を対象とし、ガレキの撤去、掃除、家財道具などの搬出を行っている。ボランティアの派遣要請は徐々に減少傾向となっており、事態は徐々に収束に向かいつつある。
トランクルーム 越谷相模町ライゼボックス
http://www.reisebox.co.jp/search/detail.cgi?bid=22151