ソーシャルの力で落し物を探すシステム
スマホや携帯、財布など大事なものを落とした時、まずすることは?警察に届け出するのが基本だが、周りの人に「落し物をしたから見つけたら教えて!」と拡散するのではないだろうか。
今、その落し物の拡散はネットワーク上でも行われつつある。これまでも落し物をした個人がTwitter上で拡散し、探してほしいと呼びかけることはあった。それを落し物探索システムとして完成させたのが今回紹介する「落し物ドットコム」だ。
落し物ドットコムでは全国の落し物情報をTwitterやFacebookでシェア。拡散することで落し物の行方を探すというユニークなサービスだ。落し物をした場合、ホームページから落し物をした場所を検索し、落し物が届けられていないかどうかを確認することができる。届けられていなければ落し物を登録し、その情報を公開し、気づいた人に探してもらうことができる。この度サイトがリニューアルされ、地図データに基づいた検索・投稿機能や、画像が追加できるようになったことで、より詳細に落し物を探せるようになった。
落し物を拾った場合も同様に公開することができる。公開した情報は、TwitterやFacebookを通して多くの人と情報がシェアすることで、落とした現場の近くにいる人が確認してくれることもある。めでたく落し物が見つかった場合にお礼のことばを述べることもでき、落し物をした人、拾った人、協力した人がコミュニケーションをとる場所としても利用されている。
落し物がどこにあるかすぐわかる!リターンタグも人気
また、同社では落し物早期発見・回収サービス「リターンタグ」も販売している。これはQRコードの付いたシールを携帯やパソコンに貼るだけでGPSで取得場所を補足し、場所を特定できるサービスだ。年中無休24時間のフリーダイヤルサービスで落し物が届けられていないかどうかを確認することも可能だ。
日本人が古くから持つ助け合いの精神はソーシャルネットワークの中でも健在だ。落し物をした時、拾った時にはぜひ利用してみたいサービスだ。
落し物ドットコム
http://otoshimono.com/