世界最大級のシェアサイクルプラットフォーム「ofo(オフォ)」を日本で展開する株式会社OFO JAPANは、福岡県北九州市で、国内2都市目・九州地区では初となるサービスを開始した。
コミュニティサイクルの普及を促進する北九州市
内閣府認定「環境モデル都市」として低炭素社会実現を目指す北九州市では、2008年に策定された環境首都総合交通戦略の一環として、利便性が高く環境に優しいコミュニティサイクルの普及を促進している。
それに伴い、同市を拠点とするNPO法人タウンモービルネットワーク北九州(TMN北九州)が、2010年より、「シティバイク」の事業運営を行なっている。
今回、ofoは、同シティバイクの一環としてofoのシェアサイクルを提供することで、「ラストワンマイル」の課題解決の取り組みに参画する。
これによりシティバイクでは、モバイルアプリで完結するサービスが初めて提供される。ofoは、シティバイクの小倉北区のステーション18カ所で開始し、今後、エリアの拡大を目指す。
身近なポートのどこからでも自転車が借りられる
利用方法は、アプリから指定ポートと利用可能な自転車を検索。身近なポートのどこからでも自転車が借りられる。
車体のQRコードをアプリでスキャンすると、自動でロックが解錠される。利用が終わったら、目的地付近のポートに返却。ロックを施錠して、アプリで支払いを確認する。
利用プランは、都度利用(30分100円):1回の利用につき30分100円から始まり、以降30分毎に100円が加算される。
1日パス(定額500円):パス購入から翌日の24時までの期間、何度でも自転車の利用が可能。(慶尾六郎)