LINE株式会社とモバイク・ジャパン株式会社は12月20日、日本国内におけるシェアバイク事業展開に向け、資本業務提携を締結したと発表した。
中国では1日当たり3,000万回の利用が
モバイク・ジャパンは、スマートバイクシェアサービス「Mobike」を展開する株式会社モバイクの日本法人。
モバイクは、2016年4月より上海にて「Mobike」をローンチし、現在では、世界中200都市以上でサービスを展開、登録ユーザー数2億人以上、1日あたりの最大利用回数は3,000万回以上にのぼる。
4年間メンテナンスフリーで全ての自転車にGPSが内蔵
「Mobike」で使用する自転車は、4年間メンテナンスフリーの高性能自転車である。これに加え、全ての自転車にGPSが内蔵され、車両の位置情報をリアルタイムに把握できる利便性を備えつつ、放置自転車の防止にも役立っているという。
2018年上半期を目処にサービススタート
この資本業務提携により、モバイクは、サービス運営、自転車提供・メンテナンス、アプリおよび業務システム開発を担当する。
一方、LINEは、国内月間利用者数7,100万人の豊富なユーザーベースの活用のほか、官公庁・自治体・企業などとのネットワークを活かしたインフラベースの整備サポートなどを行う。
2018年上半期を目処に「LINE」アプリ内から「Mobike」の利用を可能にする予定。(慶尾六郎)