大規模化と農業従事者減少を支える「Paddy Watch」
大和ハウスグループの大和リース株式会社は、ベジタリア株式会社と協業で、全国の稲作農業生産者向けに水田管理支援システム「Paddy Watch(パディウォッチ)」のレンタル受付を7月8日より開始した。
「Paddy Watch」は2016年4月にベジタリアが開発したもので、センサ機能を搭載し、水田に設置することで、水位・水温・温度・湿度の4つのデータを自動測定するもの。スマートフォンやタブレット端末の専用アプリケーションを利用することで、遠隔地でのデータの確認も可能だ。
稲作農場においての登熟期の高温障害対策などが必要となる状況で、大規模化しながらも農業従事者が減少している農業の現状において、経営や作業の効率化は不可欠だ。このサービスでは、水位や水温の変化により水管理を効率的に行うことができる水田管理支援システムをレンタルで初期投資をおさえて利用することができる。
レンタル費用は1台あたり月額8,280円
レンタル地域は日本全国で、レンタル料金は1台あたり月額8,280円。機器本体レンタル料およびサービス利用料(クラウドサーバー・アプリケーション・ピンポイント天候予測の利用料)を含む。
大和リースは車両リース事業や福祉ロボットレンタル事業にて培われたノウハウを活かし、スマート農業の普及に取り組むとのことだ。
(画像はプレスリリースより)
Paddy Watch 大和リース株式会社
http://www.daiwalease.co.jp/ls/paddywatch大和ハウス工業株式会社のプレスリリース(PR Times)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000660.000002296.html