熊本地震の被災者にキャンピングカーを無償貸し出し
キャンピングカーのシェアサービス提供を予定していた株式会社ガイアックスは、熊本地震の被災地にキャンピングカーを無償で貸し出しする取り組みを行っている。
熊本地震の被災地では、車中泊、テント宿泊をしている世帯も多い。このような世帯や避難所の乳幼児がいる世帯、ボランティア宿泊者向けにキャンピングカーを無償にて貸し出しする取組を行う。第一弾は5月のGW中に熊本県益城町、南阿蘇村、益城郡美里町、熊本県内の障害者施設などにて提供を開始している。
被災世帯の5%にあたる200台のキャンピングカー提供が目標
キャンピングカーの提供元は、キャンピングカーを個人で所有している人や、キャンピングカーの販売店などの呼びかけによって集まった有志の個人や法人だ。阪神大震災で被災後に防災のためにキャンピングカーを購入した神戸市在住の42歳大学教員男性は、GW期間中に本人が運転して現地に車を送り届けた。
今後は被災世帯の5%にあたる200台のキャンピングカー提供を目標として、活動を継続するとのこと。車中泊による死者や、長引く避難所生活のストレスなどを解決する一つの手段として注目されている。
(画像はプレスリリースより)
被災地へのキャンピングカー貸出協力募集特設ページ
http://cp.notteco.jp/kumamoto-rv株式会社ガイアックスのプレスリリース
http://www.gaiax.co.jp/news/press/2016/0502/