保管の問題を解決 ひな人形のレンタルサービス
3月3日はひな祭り。女の子がいる家庭では、ひな人形を飾ってお祝いする場合も多いのではないだろうか。しかし、このひな人形、立派なものになればなるほど保管スペースも必要となり、悩みの種となっている。
それならばと登場したのが「ひな人形のレンタルサービス」だ。人形の都邏弥(とらや)では、オンラインショップでひな人形のレンタルを行っている。期間は1~7日間、8~14日間で1万円台からレンタルが可能となっている。
人形販売会社が保管サービス提供も
一方で、ひな人形は子どものお守りとして厄除けの意味を持つため、レンタルでは他人の厄がついてしまうという意見もあり、特に年長者はレンタルを好まない傾向にあるという。また、人形の祐月本店など、ひな人形を販売する店が、人形の保管やメンテナンスを行うなど、人形を保管する負担を軽減するサービスも充実しつつある。
本来の意味が薄れつつも、女の子の行事として定着している「ひなまつり」。女の子の健康と幸せを願う気持ちは今も昔も同じ。昨今の住宅事情や家庭構成などの変化から、少しづつ形を変えながら引き継がれているようだ。
人形の都邏弥
http://www.toraya-ningyo.com/祐月本店
http://www.yugetsu.co.jp/index.html