株式会社ローンディールは、野村證券株式会社に対して、人材が元の組織に在籍しながら、期間を定めて他社で働く仕組みである「レンタル移籍」を提供したと発表した。5月より、2名が移籍を開始する。
新たなビジネスを開発・推進できる中核人材の育成を目指す
野村證券では、細分化する顧客ニーズに対応するため、商品・サービスの拡充やデジタル戦略の強化に取り組んでいる。
今回のレンタル移籍では、移籍者がベンチャー企業でプロジェクトに主体的に携わり、意思決定する経験を通して、経営視点やマネジメントスキルを身につけることを期待しているという。
そして、従来の金融業界の視点に捉われずに、新たなビジネスを開発・推進できる中核人材の育成を目指す方針だ。
レンタル移籍の仕組みは画像のとおり。
【これまでのレンタル移籍者と移籍先企業】
■本社勤務 男性(32歳)
そば・ソフトクリーム・総菜等の食産業向けロボットサービスの研究開発および販売を行うコネクテッドロボティクス株式会社で、業務を開始した。
■営業店勤務 男性(30歳)
パンや総菜等、店頭で売り切るのが難しい食事とエンドユーザーを繋ぐフードシェアリングサービス「TABETE」の運営を行う株式会社コークッキングで、業務を開始した。
(坂土直隆)