レンタルオフィスとコワーキングスペース事業を行う株式会社WOOCが運営する大阪市天王寺区の職住近接型シェアオフィス『BIZcomfort(ビズコンフォート)四天王寺』のレンタルオフィス(19戸)が、3月31日(水)のオープンからわずか1ヶ月の4月30日(金)で満室となった。
高まる「職住近接」の意識
『BIZcomfort四天王寺』は、Osaka Metro谷町線の「四天王寺前夕陽ケ丘駅」直結の場所にある。
同施設の周辺エリアは、天王寺やなんばから少し離れた閑静な住宅街。同社が出店する前は、当エリアにはシェアオフィスは殆どない状況だった。
昨今、ウイルス感染予防対策として長時間の通勤・移動を避けたい人が増加している中、住宅街にできた同施設は、「職住近接」が叶えられる郊外型オフィスとして一気に需要が高まり、早期満室につながったのではないかと同社では推測している。
「職住近接」は、元々は首都圏で起こっている通勤時の大変な混雑を解消するために、国土交通省が推奨した働き方。
通勤時間が削減され、通勤ストレスが低下することによって、仕事の生産性や、モチベーションの向上を感じるというデータ(ザイマックス不動産総合研究所調べ)もあり、今後ますます「職住近接」が注目されていくと同社では考えている。
HP(BIZcomfort四天王寺):
https://bizcomfort.jp/osakafu/osaka/shitennoji.html (慶尾六郎)