エプソン販売株式会社は、3月23日(火)にオープンとなるJR東日本駅ビル初のレンタルオフィス「STATION WORK長野」で、ニューノーマル時代におけるエプソンの新たなビジネスモデルの実証実験を含めたコラボレーションを開始すると発表した。
プロジェクター×ローカルコンテンツによるデジタルサイネージ演出
「STATION WORK長野」は、長野県での新しいワークスペースの提供や、ワーケーション、テレワークに関する情報発信、またワーカー向けの実証実験を通じて長野の「ワークハブ」を目指す、JR長野駅直結のレンタルオフィス。
今回エプソンは、プロジェクターやプリンターを活用したコラボレーションを通じて、JR東日本とともに「STATION WORK長野」での快適なビジネス環境を提供していくという。
【コラボレーション内容】
高精細な映像を映し出す透過性の高いガラスサイネージ用フィルム(ダイヤミック製)を使用することで、通常映像投写が難しい透明なガラス面にも、色鮮やかな映像投写を実現。
天井に設置したプロジェクター「EB-L250F」から、ガラス面に長野県内のワーケーションコンテンツを投写。ワーケーション県「長野」の情報発信によるサイネージ演出を実現する。
■実証実験(1)プロジェクター一体型検温システム
施設のエントランスを入った左手のスペースを利用して、サイネージモデルプロジェクター「EV-110」、PC、ドーム型AIサーマルカメラ(アイリスオーヤマ製)をサイネージスタンド(泉製)に一体化した検温システムを設置し、壁面へ検温結果を投写する。
コロナ禍において、施設への入場時に検温が必要なシーンが増えている中、この検温システムは、スタンド型で設置面積がコンパクトなため、限られたスペースでも設置可能。
非接触式のため、ウォークスルーでソーシャルディスタンスを保った状態での体温測定が可能で、お客様の待機列も緩和でき、安心で安全な空間づくりに貢献する。
■実証実験(2)無人運営シェアオフィスを想定した共同利用ネットワークプリントサービス
施設内の共用スペースに、エプソンのスマートチャージ対応A3大容量インクジェット複合機「PX-M7090FX」を設置し、「STATION OFFICE」入居者向けに共同利用ネットワークプリントサービスを提供する。
無人運営となるワーキングスペースでの新たなプリンティングサービス提供の実現に向けて、今春に実証実験を開始する予定だ。
◆「STATION WORK長野」の詳細
https://www.stationwork.jp/office/base/nagano.html