
あらゆるスペースを貸し借りできるプラットフォーム「スペースマーケット」を運営する株式会社スペースマーケットは、シェアオフィス・コワーキングスペースなど、ワークスペース運営企業との提携を推進する「フレキシブルオフィス・パートナー」制度を開始した。
第一弾として、株式会社ツクルバとの提携を発表した。本提携により、ツクルバが運営するシェアードワークプレイス「co-ba ebisu(コーバ エビス)」にて、スペースマーケットと連携した特別プランを11月30日(月)から提供している。
「フレキシブルオフィス・パートナー」制度の開始背景
スペースマーケットが実施した調査では、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりテレワークが推進されたことで、約7割の会社員が「オンライン会議の頻度が増加」「社内のオンライン会議のスペース不足」と回答している。
一方で、カフェなどの不特定多数の人が集まるオープンスペースでの仕事について、95%を超える会社員が情報漏洩リスクを感じていると回答している。
一般的な1社占有オフィスで働く人と比べ、フレキシブルオフィスを拠点とする人は、不特定多数の人が集まるオープンスペースで仕事をする機会が多い傾向となる。
そのためオンライン会議の増加により、情報漏洩のリスクや、周囲の雑音が会議相手に聞こえてしまうといった課題が生じている。
これらの課題を解決するため、「スペースマーケット」に掲載されているスペースを、フレキシブルオフィス利用者が手軽に利用できるようワークスペース運営企業との連携を推進する「フレキシブルオフィス・パートナー」制度が設けられた。
これにより、さらなるパートナーシップを図り、柔軟な働き方や多様なライフスタイルの創造を目指していくという。