試験終え、本格開始
日本カーシェアリング協会は、宮城県石巻市の仮設住宅でカーシェアリングを本格的に開始する。同協会は、被災地でカーシェアリングを立ち上げるため、7月下旬から石巻市で試験運用をしてきた。
仮設住宅の実態にあわせて
同協会のWEBサイトによると、仮設住宅の建設にはまとまった広さの土地が必要とされ、街から離れた場所に建設されるケースが多いという。その状況では、車を失った被災者の多くは、買い物等に行くにも苦労を強いられる。
そこで、同協会は車を提供したい企業・個人と車が必要な仮設住宅の被災者の方々をつないで、仮設住宅でカーシェアリングする仕組みを作る、としている。
同協会のレポート(ブログ)ページでは、導入の様子や実際の運営状況が写真付きで報告されている。被災地では車が必要とされていることがよく理解できるレポートとなっている。
同協会では、1口1,000円からの「カーシェアサポーター」を募集している。登録すると、被災地の状況や活動報告がメールで知らされる。詳しくは公式サイトをご確認いただきたい。
・日本カーシェアリング協会 | 【東日本大震災】仮設住宅でのカーシェアリング用車両を無償提供
http://www.japan-csa.org/