神戸市立王子動物園にジャイアントパンダ
神戸市は24日、市立王子動物園にジャイアントパンダ1頭を借りる文書、ジャイアントパンダ補充意見書を中国側と交わすと表明した。10月31日から11月1日に小柴善博副市長が中国政府の外郭団体、野生動物保護協会で調印する予定。
このパンダが、雄のコウコウ(興興;2010年9月死亡)の跡を継ぐことになり、現在、王子動物園にいるタンタン(旦旦)と飼育していく。
日中共同飼育繁殖研究として
神戸市長は記者会見で「赤ちゃんパンダに期待している」と話している。
これまで、2007年に人工授精で受胎に初めて成功するも死産となったり、2008年8月には出産に成功するも、赤ちゃんが4日目に死亡するなど、残念な結果が続いていただけに期待も大きい。
なお、神戸市立王子動物園は、アムールトラ・アムールヒョウ・ユキヒョウといった希少動物の飼育でも知られ、現在、日本で唯一、ジャイアントパンダとコアラが同時に見られる動物園としても人気を集めている。
・神戸市:1ch ようこそ市長室へ 2011年 会見 10月分
http://www.city.kobe.lg.jp/information/public/media/movie/mayor/2011/2011kaiken10.html・神戸市立王子動物園:トップページ
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