車にはカーナビ。自転車には?
自動車にナビが搭載されているのはもはや常識。でも、自転車にはどうだろう。青森県八戸市では電動アシスト自転車にナビゲーションが搭載された通称「ナビチャリ」のレンタサイクルが好評だ。
ナビチャリは、電動アシスト自転車と音声ナビ、骨伝導ヘッドホンがセットとなっている。行き先を登録すると道案内をしてくれる。途中、観光スポット、グルメスポット、写真撮影スポットなどに近づくと、音声で知らせてくれ、そこでガイドボタンを押すと説明音声が流れる仕組みになっている。骨伝導ヘッドホンなので、周囲の音を聞きながら音声ガイドも聞くことが出来て快適だ。
ナビチャリで初めての場所でも快適サイクリング
種差海岸は2013年5月に三陸復興国立公園として指定されたばかり。近隣には、日本の灯台50選に選ばれた鮫角灯台や眺望が素晴らしい葦毛崎展望台などの見どころがある。アップダウンもあるが、電動アシスト自転車だから無理なくサイクリングを楽しむことができる。
貸出場所は八戸シーガルビューホテルと種差観光協会。一方で借りてもう一方で返す乗り捨ても可能。貸出料金は1時間200円から。
東北の中小企業発信!世界も注目
このナビチャリを開発したのは地元青森の有限会社フォルテ。(財)21あおもり産業総合支援センターの助成を受けて開発したシステムだ。昨年はドイツで開かれた国際見本市にも出展し、大好評だったという。
国内の観光地のレンタルサイクルにも導入が検討されており、今後、注目のサービスだ。
東北物語
http://tohoku-monogatari.org/spot/?lid=2405ナビチャリブログ 有限会社フォルテ
http://forte-inc.jp/navi-chari/