上海万博で並ばないために、車椅子などをレンタルする人の問題があったが、今度は、並ばないために老人が自分をレンタルした。
上海万博では、75歳以上の老人はほとんどのパビリオンで、優先通路を利用することができる。それを利用した老人が、万博会場入り口で、自分のレンタルをしているという。
【画像はイメージ:
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CC BY 3.0】
入り口で自分を売り込み、レンタルされた場合は無料で万博会場へ入り、報酬ももらえる。
万一、老人が怪我をしたらどうする!
あるインターネット上に書き込んだAさんは「通常8、9時間並ばなければならないというサウジアラビア館に入りたいので老人をレンタルしたい」と書きこんだ。
すると「ご老人が万一怪我をしたらどうするんだ!」と大部分の人が批判的だった。
パビリオンにより異なる対応
パビリオンで働くスタッフに話を聞くと、すでに何度も老人をレンタルしている観光客を見たと言う。
カナダ館では、この様な場合通行を許可しないそうだが、イタリア館では観光客との間で揉めたくないと、通行を許可しているそうで対応は、そのパビリオンにより異なるようだ。
「租个老人看世博 75岁老人欲有偿出租」
大公网(中国語)
http://www.takungpao.com/chn/xwzx/1309987.html上海万博ホームページ(日本語)
http://jp.expo2010.cn/