折りたたみ電動バイクのシェアリングサービス「Shaero(シェアロ)」を運営するシェアード・モビリティ・ネットワークス株式会社は、3人乗り電動トライク「Shaeroトライク」と、1人乗り小型EV「Shaeroミニカー」の運用テストを開始した。
運転には普通自動車免許が必要だが、ヘルメットは不要
Shaero は、国内では唯一の折りたたみ電動バイクのシェアリングサービスで、都市部での数駅分の距離を、効率的なルートで自在に移動できるエコなツールとして、2021年9月にサービスを開始し、首都圏および沖縄エリアにて、サービスの拡大を行っている。
Shaeroは、折りたたみ電動バイクのみならず、様々な電動モビリティのシェアリングサービスを通じて、日常生活での移動や観光、配送等のシーンにおいて、選択肢を増やすことを目指している。
昨年11月から運用テスト中の電動デリバリートライク「Shaeroバン」に加えて、観光地等での家族での移動に最適な3人乗りトライク「Shaeroトライク」、シニアの方でも安心して気軽に運転できる1人乗り小型EV「Shaeroミニカー」の運用テストを開始した。
Shaeroトライクは、側車付軽二輪カテゴリの車両で、運転には普通自動車免許が必要。運転者も搭乗者もヘルメットが不要となる車両。幅102cm、全長213cmとコンパクトなサイズで後部座席に2名乗車可能。
最高速度は45km/hで、満充電走行距離は75km程度と、家族での外出や、観光地を巡るのに適した車両となっている。板橋区上板橋のマンションに設置されたステーションにて運用テストを行っており、テストが終わり次第、こちらのステーションにて、Shaeroアプリで利用できるようになる。
Shaeroミニカーは、ミニカーカテゴリの車両で、運転には普通自動車免許が必要で、運転者はヘルメットが不要となる車両。
幅68cm、全長164cmと、Shaeroトライクよりもさらにコンパクトな一人乗り小型EV。最高速度は25km/hと、スピードが出すぎず、バイクと同様のバーハンドルでの操作なので、アクセルとブレーキの踏み間違いが無く、足が不自由な方でも運転可能と、シニア世代の方の外出に適した車両となっている。
足立区日ノ出町のマンションにて運用テストを行っており、テストが終わり次第、こちらのステーションにて、Shaeroアプリで利用できるようになる。