株式会社ローンディールは、株式会社オリエントコーポレーションに対して、人材が元の組織に在籍しながら、期間を定めて他社で働く仕組みである「レンタル移籍」を提供した。10月から2名、ベンチャー企業での業務を開始している。
異業種での経験を通じて、視野拡大と社外ネットワークの構築を図る
今回のレンタル移籍者は、異業種での経験を通じて、視野拡大と社外ネットワークの構築を図り、多様な考えを持つ自律的な人材として成長することが期待されている。
そして、事業変革をリードし、積極的に挑戦する企業カルチャーの醸成に寄与することを目指す。
「レンタル移籍」は、研修・出向などの企業間契約に基づいて、イノベーション人材・次世代リーダー育成に取り組む大企業と、事業開発力を強化したいベンチャー企業のマッチングによって実現するというサービス。
大企業における人材育成や、イノベーションを創出できる個性・多様性を活かした組織作り、およびベンチャー企業の事業推進を支援することが目的だ
2015年9月にサービスを開始し、今年9月現在、導入企業はトヨタ自動車・経済産業省・NTT西日本など大企業65社、225名。受入企業として543社のベンチャー企業が登録しているという。
(坂土直隆)