毎年数百台の放置自転車に悩む京都大学 COGOOの実験導入を決定
京都大学では毎年入学後に新入生が自転車を購入、卒業後にそのまま放置され、毎年数百台の放置自転車が出るという問題を抱えている。今回、この放置自転車問題の解消を目的とし、自転車シェアリングサービス「COGOO」の実験導入が開始された。
「COGOO」は、会員がスマホやフィーチャーフォンなどのモバイル端末を使って自転車をレンタルすることができるサービスで、レンタル時に人を介する必要がないため、駐輪場に常時管理者を置く必要がない。
(画像はプレスリリースより)
学生・学部生・教職員は無料 放置自転車の決定打となるか
利用の際は、モバイル端末で登録手続きを行い暗証番号を取得、コグマシーンと言われる自転車荷台の機器に入力することで、自転車キーが取り出せ、自転車を使用することができる。使用後は、キャンパス内複数箇所に設置されたCOGOO駐輪場に返す。
京都大学のCOGOOサービスは、学部生・大学院生・教職員を対象とし、無料で使用できる。COGOOの自転車1台導入につき、放置自転車を10台減少できると試算されている。取り組みが成功すれば、放置自転車で悩む大学や施設への導入も期待される。
COGOO
https://cogoo.jp/プレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000009682.html