台風18号の災害救助法適用地域の団体に携帯電話の貸し出しなどの支援を実施

KDDI、沖縄セルラーは、台風18号による大雨被害で被災し、災害救助法が適用された地域の同社のユーザーを対象とした支援措置の実施を、2013年9月17日に発表した。

（画像は、KDDI株式会社のニュースリリースより）

2013年9月16日現在の災害救助法適用地域は、埼玉県熊谷市、京都府福知山市・舞鶴市だが、今後適用地域の追加が発表された場合には、支援対象地域の拡大を随時行うとしている。

通信料金など（基本料金などの減免・支払期限の延長）・携帯電話修理費用・携帯電話の貸し出し、の3つの支援措置が実施されるが、災害救助法適用地域に該当する地域であっても、適用には条件があるので確認しておくといいだろう。

1つ目の、通信料金などでの基本料金の減免措置は、避難などの諸事情により固定通信サービスを全く利用できなかった場合に適用されるが、ユーザー自ら申告する必要がある。

支払期限の延長についての対象は、携帯電話サービスと固定通信サービスの契約者で、なおかつ支払いを窓口でしているユーザーに限られており、通常であれば、2013年の9月に支払う2013年8月分の利用料金の支払期限を、2013年10月31日まで延期する。

2つ目の、携帯電話修理費用の軽減は、請求書送付先が災害救助法適用地域のユーザーを対象としており、大雨により破損・故障した携帯電話機の修理費用を一部軽減するとしている。

関東地域全域 (茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県) および関西地域全域 (滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県) のauショップ・PiPitにて対応するとのこと。

3つ目の、携帯電話の貸し出しは、災害復興を行う市区町村の災害対策本部や、公的機関などの団体が対象で、要請があれば携帯電話や充電器などの貸し出しに応じるとしている。






KDDI株式会社のニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2013/