株式会社スペースマーケットは、東京建物株式会社および日本土地建物株式会社と連携し、11月下旬より販売開始予定の「Brillia上野Garden」内に居住者以外の第三者も利用可能なシェアラウンジを設置した。
「あらゆるスペースをシェアできるプラットフォームを創る」
分譲マンション内の共用施設においては、利用頻度や利用時間帯が様々で、空いている時間を外部に有償で貸し出すことが検討されるケースもある。
しかし、居住者のプライベートな空間である共用部に第三者が入ることに対するセキュリティ面の不安やマンション管理組合が収益を得ることによる税務処理の手続き等が課題となり、実現に至らないケースが大半だった。
この背景の中、同社は「世界中のあらゆるスペースをシェアできるプラットフォームを創る」ことをミッションとするスペースマーケットとして、分譲マンションの持つ可能性を「スペースシェア」の手法を用いて広げたいと考えたという。
そして継続的に東京建物と新たな取り組みを検討する中で、本件が実現した。
今回は東京建物が手がける新築分譲マンションシリーズ「Brillia」に初めてシェアスペースを導入し、居住者以外の地域住民や来街者の交流を促進するとともに、マンション管理組合の収益面にも寄与する取り組みとなっている。 (慶尾六郎)