株式会社Luupは、7月1日より、農業公園「はままつ フルーツパーク時之栖」にて、同社の電動キックボードをはじめとする電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP(ループ)」の将来的な実装に向けた、安全性・利便性を検証する実証実験を開始する。
好きなタイミングで電動キックボードに乗れる社会を実現
Luupは、電動キックボードをはじめとする電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」の将来的な提供を目指している。
好きな場所から好きなタイミングで電動キックボードに乗ることができる社会を実現することで、日常生活や観光時における移動の利便性向上を目指す。
同社では「LUUP」の実装に向けた取り組みとして、今年4月に、自治体のまちづくり施策とのシナジー効果と継続的な協力関係構築を目的に、国内初となる自治体との連携協定を静岡県浜松市・奈良県奈良市・三重県四日市市・東京都多摩市・埼玉県横瀬町の全国5自治体と締結した。
さらに、5月には国内電動キックボード事業者を中心に、マイクロモビリティの社会実装を促進する『マイクロモビリティ推進協議会』を設立し、弊社代表岡井が会長に就任した。6月22日には東京都多摩市の多摩中央公園にて、一般の公園利用者が電動キックボードの試乗を行う初の実証実験を実施した。
この取り組みは、電動キックボードの安全性や利便性を市民に体験してもらうとともに、安全性を検証するための実証実験となる。
連携協定を結ぶ静岡県浜松市らの協力のもと、御殿場高原時之栖のほか、静岡県内に多数の温泉施設やホテルを展開する株式会社時之栖、広報宣伝および情報発信を行う公益財団法人浜松・浜名湖ツーリズムビューローとともに、「はままつ フルーツパーク時之栖」にて行う来場者向けの実証実験となる。
具体的には、パーク内の東エリアにて電動キックボードの乗車が可能となる予定。 (慶尾六郎)