個人間楽器シェアリングサービス「atsumari(あつまり)」を運営する合同会社atsumari(あつまり)は、5月上旬にクレジットカードによる決済や登録済みの楽器に関する情報の修正機能を追加し、業界情報に関するコラムや表記方法の改善などサービス強化を実施する。
さらに、同社の事例が『中小企業白書 2019年版』(6月下旬発行)に掲載されることが決定した。
楽器をシェアするシステムサービス
同サービスは、一定期間だけ特定の楽器を使用したい奏者、趣味で音楽を楽しみたい利用者と、楽器の売却や遊休資産の有効活用を考えている所有者、また購入者との新たな接点を探している楽器職人をつなぎ、楽器をシェアするシステム。
さらに、国内外に音楽仲間を作りたい人や、楽器職人とつながりたい方などに有効な双方向サービスも提供する。
楽器の保有者には、楽器の評価を付与して継続的に収入を得る機会を提供し、楽器の利用者には、信頼できる情報のもとに世界各国の楽器を利用できるように、さらに楽器職人の販路を拡大できないかと考え、シェアリングサービスのシステムを構築した。
楽器の利用者は、国内にない“運命の楽器”に出会う機会を得るとともに、職人が製作したハイクオリティーな楽器をリーズナブルに購入することが可能となる。
5月上旬に追加予定の主な機能やサービスは次のとおり。
1.クレジットカードによる決済
2.登録済みの楽器に関する情報の修正
3.各種表記方法の改善
4.業界情報の追加 (慶尾六郎)