香川県豊島で展開 IoT事業『瀬戸内カレン』とは?
PSソリューションズ株式会社は、2016年3月26日からソフトバンク株式会社と共同で展開している、パーソナルモビリティ向けのIoT事業『瀬戸内カレン』の功績が認められ、世界最大級のビジネス&テクノロジーカンファレンス『Oracle OpenWorld 2016 San Francisco』において『Oracle Sustainability Innovation Award』を受賞した。これは、日本企業では2社目の受賞となる。
「瀬戸内カレン」は、香川県小豆郡土庄町豊島において、展開されているパーソナルモビリティの レンタルサービス事業だ。パーソナルモビリティとしては電動二輪車「Honda EV-neo(イーブイ・ネオ)」を使用しており、ソフトバンクの移動体通信網につながる車載機を搭載している。これにより、二輪車の位置をリアルタイムに把握することができる。
普通のコンセントで設置ができる「ユビ電」の導入
『Oracle Sustainability Innovation Award』の受賞理由としては、大気、環境汚染の拡大防止のためにEV利用を推進する中、充電環境、基盤の拡充が課題となっており、その解決方法の一つとして、普通のコンセントがあれば設置可能な「ユビ電」の導入が評価された。また、各車両の電気エネルギー、位置情報、島の3Dモデルから算出した位置エネルギーを合算し、バイクの走行可能エリアをとらえ、バイクの移動に合わせて計算することで、港に帰着できなくなる人を検知する機能も評価された。
9月21日の『Customer Panel Session』では、ソフトバンク株式会社 ITサービス開発本部 CPS事業推進室 兼、PSソリューションズ株式会社 CPS事業本部 本部長である山口典男が登壇し、今後のIoT事業についてディスカッションを行う。
瀬戸内カレン
https://www.setouchi-karen.com/PSソリューションズのプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000016392.html