子供たちが選挙に関心を持つように
三郷市選挙管理委員会では、実際に選挙で使用されている「
投票箱」と「
記載台」を市内の小学校、中学校、高等学校に貸し出している。
同委員会では、児童会、生徒会の役員選挙などで「本物」を使うことで、将来の有権者である子供たちが、選挙を身近に感じて、選挙に関心を深めるきっかけづくりに活用してほしい、としている。
投票箱、記載台のスペックは
投票箱は、南京錠がつき、投票用紙1,000~2,000票用のもの。幅が34cm×奥行32cm、高さ36cmで、投票口のサイズは8mm×110mm。
記載台は、仕切りがあって投票の秘密が守られるという大人は見慣れた形態のもの。投票箱、記載台のいずれも組立式で、収納、運搬時には折り畳むことができる。
実際の選挙では学校が投票所になることも多いため、大人の選挙とほとんど同じ形態で生徒会選挙等を実施できることも考えられる。本物に早く触れることで、子供たちの政治への参加意識が高まるかもしれない。
なお、同委員会では「選挙期間中などは貸し出しをお断りすることがある」としている。
・投票箱・記載台の貸し出し/三郷市公式サイト
http://www.city.misato.lg.jp/dd.aspx?itemid=11005