当初の目的を達成したと判断
宮城県塩竈市では平成12年からチャイルドシートの普及促進を図ろうと、無料レンタルを行っていたが、平成24年3月31日で、同無料貸出精度を終了する。
事業を開始してから10年以上が経過して、塩竈市民に着用義務が浸透し、所期の目的が達成されたと判断した。
現在、チャイルドシートを借りている市民は、平成24年3月31日を過ぎても、引き続き、チャイルドシートを借用することができるという。この場合の使用期限は、チャイルドシートの適応条件を越えるまでとなるので、利用者はあらためて確認しておくとよいだろう。
実際のチャイルドシート普及率は?
やや古い統計となるが、2009(平成21)年の
JAF(社団法人日本自動車連盟)の発表によれば、チャイルドシートの普及率は
54.8%で、年々使用率は向上しているという。
万が一の事故時だけでなく、急ブレーキ使用時等の場合でも、子どもの社内での安全を守るチャイルドシートが今後より広まることが期待される。
大人も全席シートベルト着用等を怠らず、安全確保に努めたい。
・塩竈市/くらしのガイド/チャイルドシートの貸出終了について
http://www.city.shiogama.miyagi.jp/guide/svGuideDtl.aspx?servno=1145・JAF|チャイルドシートの使用率は54.8%
http://www.jaf.or.jp/profile/news/file/2009_13.htm