話題のクラウドサービスがスタート
アップルは、クラウドサービス「
iCloud」を米国時間の10月12日から開始すると発表した。
iCloudは、iPhoneや、iPod touch、iPadやMac、Windowsパソコンなど、複数の機器でデータやコンテンツを共有できるサービスだ。
価格は、データストレージ領域5GBまでは無料で、これ以上に拡張する場合、有料となる。価格は年額で、10GB・1,700円から50GB・8,500円と幅広く設定されている。
アップルから購入した楽曲やアプリケーション、フォトストリームに登録する写真の容量は制限に含まれないので、利用シーンに合わせて利用したいところだ。
オプションは?
まず、注目されるオプションは盗難や紛失時に便利な「iPhoneを探す」機能だ。
iCloudで同期している機器の位置を地図に表示でき、音を鳴らしたり、返却を依頼するメッセージを表示することなどができる。
この夏、この機能を使って、落としたiPadを見つけたユーザーが話題になったのも記憶に新しいところだ。
家族や友人と位置情報を共有できる「友達を探す」も“使えそう”な機能だ。共有を許可した利用者に、設定した時間内、位置情報が通知される。安否確認などに利用できそうだ。
話題となっていた「
iTunes Match」は、10月下旬からアメリカでのみ提供されることとなっている。
・Apple - Press Info -
Apple to Launch iCloud on October 12(プレスリリース)
http://www.apple.com/pr/library/2011/10/04Apple-to-Launch-iCloud-on-October-12.html