iPadを実際に教育現場で活用し、新しい発想での授業を
ソフトバンクグループ(東京都港区)は2011年1月13日、「魔法のふでばこプロジェクト」研究協力校の募集を開始した。特別支援学校に対して、iPadを1年間無償で貸し出す。
ソフトバンクグループと東京大学先端科学技術研究センター(東京都目黒区)との共同研究プロジェクト「あきちゃんの魔法のポケットプロジェクト」第2弾。iPadを実際に教育現場で活用し、有効性の検証や具体的な活用事例を公開することで、障がい児の学習支援や社会参加の機会を増やすことが目的。
■プロジェクト内容
本プロジェクトにご協力いただける学校を募集します。
応募いただいた全国の特別支援学校から協力校(10校程度)を選定
* 協力校に対してiPadを無償で貸し出します。
特別支援学校1校につき5台程度
※ 通信料無料での貸出となります。
* 協力校において、iPadを活用し、新しい発想での授業や学校生活を実践していただきます。
* 協力校にて実践事例を整理し、所定のフォーマットに基づき、ご報告をお願いします。
* プロジェクトチームにて活用事例集(成果報告)を作成し、発表します。
■応募要件
* 学校として、本プロジェクトの趣旨に賛同いただき、協力いただける環境が整っていること。
* iPadの使い方を理解し、本プロジェクトに関する事務局との連絡担当窓口の方を1名選出いただけること。
* 2011年4月~2012年3月までの間に、授業を含め、学校内で活用していただき、以下の書類をご提出いただけること。
活用計画、活用事例(途中経過)、活用事例/成果(最終)
※ 学校内でソフトバンク3Gの電波が入りにくい場合は、ご相談ください。
※ 多数応募があった場合は、選考委員会を設け、厳正な選考を行います。 また、必要に応じてヒアリングをさせていただく場合があります。
■応募に際してご注意いただきたいこと
* iPadを活用した授業について、プロジェクト事務局から導入ガイドと共に利用方法の提案をさせていただきます。
* 採択後であっても、事務局側でご協力いただけないと判断した場合、貸出を中断させていただく場合があります。
* iPadを利用する際のアプリケーション等は事務局にて用意させていただきますが、追加インストールされる場合は、各校のご負担となります。
* 結果の発表は、選考結果に関わらず全ての申請者にご連絡させていただきます。なお、選考結果に関するお問い合わせは受け付けておりません。予めご了承下さい。
* 協力校決定後、学校名・自治体名を公開させていただく場合があります。
* 応募は、予告なく中断・中止・変更等する場合があります。予めご了承ください。
協力校募集期間は
2011年1月13日~31日。2月中に協力校を決定、また、全協力校を対象にした情報交換会を行い、4月~5月から導入ガイドの配布とiPadの貸出が開始される。詳細はウェブサイトで。
NPO法人 E-AT利用促進協会 - 障がい児向け情報端末活用事例研究
http://www.e-at.org/app-def/S-101/service/modules/public/index.php?content_id=39