電気自動車6台を無償貸与
東京都港区に本社がある三菱自動車は8日、東日本大震災の被災地における電気自動車のカーシェアリングに協力するため、宮城県石巻市にある一般社団法人日本カーシェアリング協会に
電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」6台を無償貸与すると発表した。これまでも三菱自動車はi-MiEVを復興支援として被災地に無償貸与していて、今回で合計89台となる。
(画像はプレスリリースより)
日本カーシェアリング協会に貸与された6台は石巻市内の4ヵ所の仮設住宅で、
住民向けカーシェアリング用として活用される予定だ。なお、貸し出した車両の管理は各仮設住宅の自治体で行い、維持費は利用者が負担することになっている。
非常用電源としても期待
i-MiEVは災害時に非常用電源としての利用できることが期待されており、一般家庭の約1日分の電力を蓄えることができる。三菱自動車はこの電気自動車の非常用電源機能を防災で有効に活用していくことを、石巻市や自治会に提案していくとのこと。
日本カーシェアリング協会とは
一般社団法人日本カーシェアリング協会は東日本大震災をきっかけに設立された。全国から善意で寄せられた中古車を活用し、車を失った被災者や地元の支援団体を対象に約60台のカーシェアリングを実施している。
三菱自動車
http://www.mitsubishi-motors.com/jp/日本カーシェアリング協会
http://www.japan-csa.org/